Living in Comfort

自然豊かな信州でのセカンドライフの様子を綴ります。

まだ朝晩はストーブの火が欲しいほどだが、日中はすっかり春の陽気。そろそろ自転車にも乗りたいところだが、まずは来冬の薪の準備。今日は冬の間に集めた原木をチェーンソーで玉切りにする作業。んー、腰が痛い。

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昨日の長峰山の雲海について。ちょうど一年ほど前に日の出の時間に合わせて長峰山に登った時の写真があった。朝日に照らされた北アルプスが赤く染まった様子。朝6時前後なのでとても寒いが、早起きするだけの価値は十分にあると思う。
安曇野モルゲンロート

私が住む安曇野市に光城山という低山がある。標高は911メートル。登山口からの標高差はおよそ300メートル。そこそこの急登で、登山のトレーニングにちょうどよく、地元でも人気の山。私も年に何回も訪れる山だ。
今日はいつものように光城山を登頂後、足を伸ばして隣の標高933メートルの長峰山へ縦走した。眺望の良い長峰山頂は安曇野の名所でもある。正面には北アルプス表銀座の山々、蝶ヶ岳から燕岳の全ての頂が望める。北の方面には後立山連峰も。
往復3時間ほど、距離にしておよそ8kmのトレッキング。秋晴れの午後、とても気持ちよく歩くことができた。
実は長峰山はクルマでも上がって来られる。天気の良い日の早朝には雲海に浮かぶ北アルプスの景色も眺められることもある。安曇野にお越し際には是非早起きをして訪れてほしい場所だ。オススメです。

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今朝の最低気温も氷点下だった。今週末には更に冷え込む予報。ということで日中の気候が穏やかなうちにスタッドレスタイヤに交換した。
白馬周辺のスキー場は、昨年は12月下旬まで雪が積もらずオープンを遅らせていたスキー場もあった。昔話をしても仕方ないが、私が20代の頃には早いところでは11月末からオープンできていたが、もうそんな年は訪れないかな。30年前のようにと言うつもりはないが、せめて12月中旬ぐらいには初滑りを楽しみたいものだ。とりあえずクルマの準備は万全。

バンデンプラ

今シーズン初めての氷点下。しっかり霜も降りた。ここ数日雲に覆われていた北アルプスは予想通り雪を纏ってその姿を見せてくれた。

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愛知県から信州に移住をして4度目の冬を向かえようとしている。信州の暮らしにも、特に気候にもすっかり慣れた。ちょうど気候の変革期に当たったのか、信州の夏もまともに暑く、正直いささか予想外だった。冬の厳しさといえば、覚悟していただけにそれほど堪えることはない。私が住む安曇野は積雪量は少なく、例えば近くでは白馬のように数メートルの雪が積もるような地域ではないので寒くはあるがこれまで冬の生活が大変に感じることはない。

今日、急に空気が冬のそれに変わった。数日前は20℃ぐらいあったのだが、今日の昼間の最高気温は10℃ほど。週間予報では朝の最低気温に氷点下の数字が現れた。いよいよ冬がやってくる。
今日は今シーズン初めて薪ストーブに火を入れた。薪が燃えるとてもいい香りに家中が包まれた。揺れる炎を見ているととても癒やされる。いい季節がやってきた。

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トレッキングとともに最近は自転車に乗るようにもなったのだが、春になったら少し遠くへ出かけてサイクリングを楽しもうと計画中。まだゆっくり訪れたことがない東北方面へ行こうか、それとも一気にサイクリストの聖地しまなみ海道にしようか。いきなり遠すぎるかな、無理せずに徐々に行動範囲を広げていくべきか。
場所はともかく、いずれにしてもクルマに積んでいかなければならない。さっそくサイクルキャリアを購入し、バンデンプラに取り付けてみた。うん!これはなかなか冒険心をくすぐるスタイルだ!
レンジローバー



特に最近はできるだけ歩くようにしている。というか、純粋に歩くことを楽しめるようになった。ジャンルとしては「ライトトレッキング」というところだろうか。
そんな中、先日ようやく専用の靴を買ったのだが、それが意外と大変だった。なかなか自分の足に合う靴が見つからなかったのだ。専門店に通い、そのたびに何足かを試し履きするのだが、どこかが変に当たったり締め付けられたりした。そういえば、昔、スキー靴を探す時も大変だったなあ。フィットする靴に出会えず、やむをえず最後にはちょっとだけ妥協をした一足に決めることになるのだが、結局その妥協点が仇となって必ず痛い思いをしたものだった。きっと自分の足は少し厄介な形状なのだろう・・・。今回も同じ思いをすることになるのだろうか、そして山を歩いている時には痛い思いをすることになるのだろうか、そんな心配が払拭されないまま、それでも数日にわたり何十足も繰り返し試し履きをさせていただいた。
そして最近になってようやくしっくりくる靴に出会えた。単に足に合うかどうかだけではなく、専門店に通うことで履き方や歩き方のアドバイスをしてもらえたのも大きかった。

今日、その靴をデビューさせた。主にそれほど傾斜のない山道をおよそ8km歩いたのだが、どこにも全く痛みを感じることなく、靴擦れの心配もなく歩ききることができた。これからいろいろな山を歩こうと考えているのだが、そりゃそうだ、歩いている途中で足が痛くなったら大変。というか、それ以上歩けないではどうしようもない。靴は肝心だ!プロのアドバイスが本当に頼りになったことを実感したのであった。
さあ、次はどこの山に行こうか!
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マイカーの走行距離が伸びていくことは、思い出や歴史の積み重ねを実感することができ、とても感慨深いものである。現在のマイカーであるバンデンプラの場合はより一層その思いが強い。
先月の足掛け6日間の旅ではおよそ1,400kmを走破した。群馬県や長野県ではいくつもの険しい峠を越えたがそれも快調にこなしてくれた。本当に頼もしいと感じた!
そんな一気乗りもあって、昨年10月に前オーナー様から受け継いだ時に421,500kmだった走行距離は今日の時点で430,000kmを越えた。現在抱えている不具合といえば、リモコンキーからの集中ロックが効かないことぐらい。ドアにキーを差し込んで回せばロックは掛かるので大した問題ではない。名古屋の蒸し暑い夏はバンデンプラにはちょっとばかり過酷かもしれないが、労わりながら丁寧に乗っていこう。
レンジローバー

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バンデンプラでの旅も今夜で5泊目。最後の夜は旅の締めくくりにふさわしくこんな素敵なところで!
日暮れとともに空は薄く曇り、今夜は月も星もない真っ暗な夜になった。気温も下がってきたので、焚き火で暖をとっているところ。少し早いけどこの薪を使いきったら眠るとしよう。
おやすみなさい。

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ちょうどこんな本を読んでいたところだったので、土浦に来たら是非訪れてみたいところがあった。予科練平和記念館、主に戦争の、とてもつらい歴史の記念館である。
館内は写真撮影ができないので、少しだけメモに留めてきた。これは若き予科練習生の日記の1ページ。
もうそろそろ消灯です。
菓子を買ってきて茶を入れ、菓子と茶とキングを枕元に置いて寝る時間です。
ああ思い出せばたまらん。実際あの頃は楽しかったです。
しかし私は帝国軍人としてやむなくも一言せねばなりません。「あんな生活は不規律な自堕落な生活なり」と。
軍人の身はつらいです。女を見ても真直ぐして通らねばなりません。
お母さん、妹よ、おやすみなさい。
まだ特攻作戦が始まる前の、純粋に飛行機乗りに憧れて入隊した少年の日記である。
生きる時代が少しずれていたら、私や私の家族だって同じような立場だったかもしれない。実際に私の父も飛行機乗りを目指していたと聞いている。15才で終戦を迎えたので、幸いなのかあいにくなのかは分からないが父が飛行機に乗ることはなかったが。
何年か前に鹿児島の知覧特攻記念館を訪れたときも例えようのない辛い気持ちに襲われた。でもこういう時代があったことをしっかりと知っておいたほうがよいと、常々私はそう思っている。今日は天気が良くてよかった。

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